グランジ遠山 10代に築いた壁

【#withyou ~きみとともに~】
 「起立!礼!叫べー!!」でおなじみ、「SCHOOL OF LOCK!」(TOKYO FM)に「とーやま校長」として出演しているお笑いトリオ・グランジの遠山大輔さんは、10代の頃、「銀縁めがね」に悩んだそうです。「いまだったら笑えるけど、あのときは死活問題だった」というコンプレックス。遠山さんは「対峙するのが早ければ早いほどいい。なぜなら自分の痛みをわかっているから」と語ります。ついつい生まれてしまう「自分で作り上げた壁」の壊し方について聞きました。(朝日新聞記者・金澤ひかり)【画像】芸人・俳優……学校がしんどかった「あの有名人」 学生時代の写真も
【遠山大輔さんのメッセージ】
・コンプレックスと向き合うのは早ければ早いほどいい
・一人で凜と立つ姿を見ている人が絶対いる
・好きなものの強度 を強くして
――遠山さんの10代、しんどかったことはありますか
 激動の思い出はないですよ。
 ただ、銀縁めがねのコンプレックスはありましたね。いまはコンタクトなので、めがねはぬぐえているけどあの記憶は一生ぬぐえることはないなと。
 小学校3年生のとき、なんで黒板の字が見えないんだろうと気づいたんです。病気になってしまったのかというのが怖くて、先生や親に言えなかった。考えたら遺伝で視力が弱かっただけだったんですけど。
 さすがに授業もわからないから、意を決して授業中に先生のところに行って、「先生、字がみえないんだけど」と言った。
 僕のターニングポイントはそこっすね。親から買い与えられた銀縁めがね。ファッション性ゼロ、機敏性ゼロ、視力だけは二重丸に回復するという。
 そこからですね。僕のとんでもない劣等感にさいなまれた人生の始まりは。
――でもクラスにめがねをかけていた子は他にもいたのでは?
 クラスでめがねをかけている子はいたはいたけど、そんなことはどうでもよかった。俺がこんなにださいものをつけていることが嫌で仕方なかった。いまだったら笑えるけど、あのときは死活問題だった。
 俺はめがねかけてないですよという風を装いたくてしょうがかなかった。
 たとえば、汗でめがねがずれて下がってくるじゃないですか。でも、それを上げることで、それはめがねをかけていることを認めることになるんで、下がったら下がったままですよ、そりゃもう。僕は気持ちとしてはめがねをかけてないですから。
 それでも気になるときは、手を使わないようにして、ほおを動かすことで、めがねの位置を上げていた。
 小学生のときは、自分で言うのも恥ずかしいけど、勉強も運動もできた。成長が早くて、小学6年生で170センチ。目立つ存在でした。でも、小学校の一応中心にいるようなやつが銀縁のめがねをかけている、と。どうしてもそこに引っかかってしまっていました。
(source)

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