KDDIがVTuber育成事業を検討

 KDDIが3次元(3D)や2Dのキャラクターを使って動画配信を行うバーチャルユーチューバー(Vチューバー)の育成事業への参入を検討していることが4日、分かった。人気Vチューバーを育てることで、動画配信を拡大し通信料の増加を見込む。誰でもVチューバーを体験できるように専門機材をそろえた施設を近く整備し、Vチューバーの裾野を広げる。【他社の動きを見る】カドカワグループのドワンゴはVR技術を生かしたVチューバー事業を展開 Vチューバーは、声や動きを連動させたキャラクターをアバター(分身)にして動画を配信、視聴者と交流する。KDDIは高速大容量の第5世代(5G)移動通信方式の実用化で、個人同士で動画を送信し合うようになると見込む。匿名性を好む国内では、自分の見た目を変えられるアバターの利用が動画配信の主流になるとして、普及に注力する。動画の配信や視聴で通信データ量が増えれば、通信料の増収も見込め、5G端末の販売促進にもつながる。
 Vチューバーは現在5000人以上いるが、安定した人気を得ているのは一握りだ。一方でゲーム大手のスクウェア・エニックスなど、大手企業の参入が相次いでおり、完成度の高いキャラクターをつくるには高い技術が求められている。
 一部のスマートフォンではカメラ機能を使ってVチューバー動画を撮影することができるが、仮想現実(VR)ゴーグルなどの専用の機材や撮影スタジオが必要になる。個人が動画を気軽に配信するのにはハードルが高く、必要な専門機材を備えた施設を整備する。
 KDDIのビジネスインキュベーション推進部の中馬和彦部長は「一般の人に親しんでもらうために、象徴的なキャラクターを幅広くそろえたい」と話している。
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